ウーピー・ゴールドバーグ
すべての可能性を信じているから、今の私があるのです。
80年代を代表するアフリカ系女性のスター的存在
ウーピー・ゴールドバーグ。
映画『天使にラブ・ソングを…』で有名になった
彼女の人生に迫ります。
またウーピー・ゴールドバーグが映画出演した名作も
ご紹介してきます。
【名映画の数々に出演したウーピー・ゴールドバーグの人生】
数々の映画賞を受賞したウーピー・ゴールドバーグは
1955年11月13日アメリカ合衆国で誕生します。
8歳の頃から劇団で演技を学んだ彼女は、
いくつもの舞台経験を積みました。
そしてサンフランシスコの舞台に立った時に
アリス・ウォーカーに認められ映画の世界にデビューします。
彼女は幼少の時から
書字表出障害と難読症であったと言われていて、
セリフを覚えなければいけない女優業で
スクリーンデビューするのは
相当な努力を重ねてのことだったのでしょう。
映画にでるようになると『天使にラブ・ソングを』を
はじめ数々のヒット作に出演し、
エミー賞、グラミー賞、オスカー、トニー賞の
4つの賞をすべて受賞する映画スターとなります。
彼女の活躍は当時差別がひどかった
アフリカ系女性に多くの夢と希望を与えました。
ウーピー・ゴールドバーグは私生活では3度の結婚歴があり、
娘が1人います。
歳を重ねるごとに1人でいることの方が幸せだと感じると
語った彼女は現在独身です。
2007年、ゲスト出演した『ラリー・キング・ライブ』で
女優業引退宣言をし、
その後は朝のラジオ番組『Wake Up With Whoopi』でメインを務めるなど
トークショー等の司会に専念しています。
どの業界にいてもウーピー・ゴールドバーグの姿や歌声を聞けることで、
元気をもらっているファンが世界中に大勢いるのです。
困っている人に優しくしてあげると、
その人がまた誰か他の人に優しくしてくれたらなあって思うでしょ。
その気持ちって、野火(のび)みたいに広がるのよ。
【「天使にラブソングを」だけじゃない。ウーピー・ゴールドバーグが出演した映画たち】
映画『天使にラブ・ソングを』で
抜群の歌唱力で世界中に感動を与えた女優ウーピー・ゴールドバーグの
他の代表作をご紹介します。
「ゴースト/ニューヨークの幻」
1990年公開のニューヨークを舞台にした恋愛映画です。
ラストでの感動的な結末が話題となり
アカデミー賞ノミネート作品となります。
"ウーピー・ゴールドバーグはインチキ臭い霊媒師オダ=メイ・ブラウンを演じ、
"
味のある演技でアカデミー助演女優賞を受賞しました。
"彼女だからこそ演じられる霊媒師は見どころの一つとなっています。
"
「カラーパープル」
アリス・ウォーカー原作の同名小説の映画化し
1985年に公開されました。
この作品でウーピー・ゴールドバーグは主役に抜擢され
映画デビューを果たします。
アカデミー賞候補になったこの作品は
アフリカ系女性をメインにし
人権や差別問題をテーマにしたストーリーです。
いつもとは違う控えめな性格の人物を演じる彼女が観られます。
「エディー 勝利の天使」
1996年公開のスポーツコメディー映画です。
ウーピー・ゴールドバーグは主役として
弱小バスケットチームのコーチに就任した
タクシー運転手エディーを演じています。
NBAの豪華スター選手が次々と登場する中、
ウーピー・ゴールドバーグの演技も冴えわたっています。
この他にも多数の映画、ドラマに出演しているウーピー・ゴールドバーグ。
陽気で軽快な個性を武器にした彼女は
唯一無二の存在として映画の中で輝いています。
【まとめ】
・ウーピー・ゴールドバーグはニューヨーク出身の女優
・映画『天使にラブ・ソングを』で世界的映画スターとなる
・エミー賞、グラミー賞、オスカー、トニー賞の4つの賞をすべて受賞した
・2007年女優業を引退する
・現在はトークショー等の司会をしている
ウーピー・ゴールドバーグは圧倒的存在感と高い演技力で
世界中を魅了した80年代を代表する映画スターです。
自分を心から愛して、自分を尊重して、大切にする時間は重要よ。
1955年11月13日 アメリカ合衆国で誕生
1963年 ニューヨークのハドソン・ギルドの劇場で演劇デビューする
1975年 サンディエゴに移住。いくつかの舞台に出演する
1980年代初頭 サンフランシスコ・ベイエリアに移住
バークレーの前衛劇団「Blake Street Hawkeyes 」に参加し、
その後テレビ、舞台に出演する
1984年 「The Spook Show」公演で注目を浴びる
この公演の録音で第28回グラミー賞最優秀コメディ・アルバム賞受賞
1985年 『カラーパープル』の主役として映画デビューする
1990年 『ゴースト/ニューヨークの幻』でアカデミー助演女優賞を受賞
1992年 『天使にラブ・ソングを…』で主役を務める。世界的ヒットを記録し有名になる
女性として初めてアカデミー賞授賞式の司会を務める
2007年 ゲスト出演したCNN『ラリー・キング・ライブ』で女優引退宣言
トークショー等の司会に専念する
現在は朝のラジオ番組『Wake Up With Whoopi』でメインを務める