この記事の目次
やる気が出ないを対処する時に意識すべき3つのポイント
やらなくちゃいけないことがあるのに、やる気が出ない。
こんな時ってありますよね。
大切なことを後回しにして、どうでも良いことから取り掛かってしまう。
その結果、後になってしわ寄せが来て大慌て…。
こんな経験をしたことはありませんか?
頭では分かっているのに、気づけダラダラしてしまう。
最後には後悔して、「やっぱり自分はダメなんだ」と自己嫌悪に陥る。
こうなると、本当に辛いですよね。
今回は「なぜやる気が出ないのか?」に注目して、やる気をぐっとUPさせる方法についてお話ししていきます。
なぜやる気がなくなるのか?
まず結論からお話ししましょう。
なぜ、私たちはやる気が出ないのでしょうか?
その理由とは…
「物事を具体的に考えていないから」です。
ここで言う具体的とは、
・何をやるのか?
・何故やるのか?
・いつやるのか?
・いつまでにやるのか?
・どうやるのか?
と言った部分です。
多くの場合、やることをここまで細かく考えていないのではないでしょうか?
単純に考えて、よくわからないことってあまり気合いが入りませんよね。
「〇〇をしないとな〜」と漠然と考えるだけでは、
「で、どうやって?」となってしまい、結果として考えるのが面倒になり、放り出してしまいます。
人は未知なものを避けてしまう修正があるので、よく分からない状況は、出来るだけなくした方がいいでしょう。
つまり「やる気が出ない」状況は、才能や能力のせいではなく、単純に「具体的ではないから」と言えるのです。
そこで、まずはやることの具体性を高めていきましょう。
「自分はダメだ」と考えると、どんどんやる気はダウンする
「いつもやる気が出ない」
「すぐに集中力が切れてしまう」
「気が散って作業が進まない」
こんなことを繰り返すうちに、やがて「やっぱり自分はダメだな」と自己肯定感が低くなり、どんどん悪い方向に落ちていってしまいます。
そこで大切になるのは、「やる気が下がる状態を止めること」です。
「やる気ダウンのループ」は断ち切るのがむずかしいので、次に紹介する3つのポイントを意識してみましょう。
<ポイント1:目標につながる行動かどうかを考える>
今やっていることが「自分の目標や人生にとって大切なのか、必要なのか?」を考えてみてください。
私たちは、基本的に得だと感じたことしかやりたがらないものです。
そのため、自分がやってる行動が、自分の得になる、意味があると思えることによって自然とやる気になれるのです。
逆に言えば、目的も意味もない作業にはやる気は出ません。
いわゆる「やらされている感」はやる気を大幅に奪うので、もし今そんな状態にいるのなら、やめてしまうのも一つの手でしょう。
<ポイント2:仲間やコミュニティを大切にする>
これはもうご存知の方もいるかもしれませんが、1人でやるより誰かとやった方がやる気は出るもの。
勉強や仕事でも、誰かと切磋琢磨して頑張る方が、やる気も出ますよね。
チームとして一つのことに取り組むのもいいですし、ライバルを見つけて競い合うのもいいでしょう。
他人の存在は想像以上に私たちを成長させてくれるものです。
<ポイント3:目標ややりたいことが現実的かどうか>
目標が現実的かどうかも、大きなポイントになります。
あまりに現実離れした目標は、かえってやる気を奪ってしまいます。
先ほども書きましたが、私たちは具体的でないものに対しては、やる気を失ってしまうもの。
あまりに高すぎる目標は現実から離れすぎ、行動にストップをかけることになってしまうのです。
そこで、目標を立てる時のコツをご紹介しましょう。
・自分の現在位置を知る
・具体的に目標を考える
この順番で、考えるだけです。
自分の現在位置を知る工程を入れることで、突拍子もない目標を立てることを避けられます。
高すぎる目標だと諦めてしまうので、今の自分の能力よりも少し高めの目標にするのがいいでしょう。
まとめ
やる気をアップさせるためには、色々なことを具体的にする必要があります。
・具体的な目標
・具体的な行動
特にこの2つのは、やる気をアップするためにとても大切な要素なのです。
そんな具体化を習慣にするためには「アウトプット」がオススメです。
・自分が今どこにいるのか?(現在地)
・自分の目標は何なのか?
・自分がどんな行動をしたのか?
・これまでに、どのくらい成果が出たのか?
・残った課題は何か?
これらを、出来るだけ具体的にアウトプットする癖をつけてください。
具体化したことを普段から意識するだけでも、やる気が下がるのを防げますよ。
ぜひ、具体化を意識して「やる気が出ない」状況から脱出しましょう。