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人生を逆転した人が見つけた成功法則とは
もう何もかもが嫌になるほどに、人生に絶望したことはありますか?
「もう二度と経験したくない!」と思うほどに辛い経験をしたことがある方もいるかもしれませんね。
今回は、栄光からどん底まで転落し、そしてまた復活を果たしたある人物についてお話ししていきます。
どんな人でも必ず道は開けるということと、そのために必要なものが見えてくるはずです。
5回連続オリンピックに出場した選手の転落
水泳選手のマイケル・フェルプスさんは、2014年9月の夜に、飲酒運転によって逮捕されてしまいます。
男性スイマーとしては初の5回連続オリンピックを果たしたマイケルさんですが、
この一件により再び表舞台に立つことは、絶望的だと考えられました。
マイケルさんは深く絶望し、自殺をほのめかすようなことさえ言っていたそうです。
栄光の極みにいた彼が、なぜこのような出来事を引き起こしてしまったのでしょうか?
目標を失った先
「一番大きな夢を見て、それを叶えてしまった。これからどうしたらいいんだ?」
逮捕前から、マイケルさんはこのような悩みを抱えていました。
目標は、私たちにとって大きな原動力となります。
しかし、それを失った時、人はどうなってしまうのでしょうか?
目標を達成した後には、大きな喜びがあっても、それが過ぎると後に残るのは喪失感です。
そこからまた新たな目標を立てられればいいのですが、マイケルさんはそれがうまくできませんでした。
目指すべき目標を見失った喪失感に苛まれた彼は、無茶なお酒の飲み方をしたの末に、飲酒運転を引き起こしてしまったのです。
復活のきっかけは”新しい目標”
失意のどん底にいたマイケルさんに、彼の友人であるレイ・ルイスさんはこう伝えました。
「全ての事には何かしらの目的があるんだ。そして、今こそ、それに気づく時だ」
そして、レイさんはマイケルさんに『人生を導く5つの目的』という本を渡しました。
リハビリセンターでその本を読む中で、彼は水泳以外の新たな目標を持つことの大切さに気づきます。
マイケルさんは、ずっと水泳のことばかり考えていました。
しかし、水泳以外の場所での活動にも目を向け始めたのです。
その結果、リハビリセンターを出たのち、マイケルさんはガールフレンドに結婚を申し込みました。
そして、その一年後には男の子を授かります。
彼は、以前の人生をこう語っています。
「自分を偽る努力をしていた。それが私のしていたことだ」
そして、今の人生については、「これまでになく自由で、幸せに感じる」と話しました。
水泳以外に目標ができたことにより、失意のどん底にいたマイケルさんは立て直すことができたのです。
さらにそれだけではありません。
水泳選手としても、目指していたリオオリンピックへの出場を果たしたのです。
まとめ
もし、今のあなたが人生に行き詰まりを感じているのなら、一度目標を見直してみてはいかがでしょうか?
ひょっとしたら、他に大切にするべきものがあるのかもしれません。
目標は、一つに絞る必要はないのです。
一つの目標がうまくいかないと感じたら、別の目標を目指すことで、全てがうまくいくかもしれませんよ。
前に進み続けることも大切ですが、
時には道を振り返り、進む方法の確認をすると本当に目指すべきものが見えてくるはずですよ。