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簡潔に伝えることの重要性。たった2分で億万長者になった成功事例
「たった一つの動画配信で、億万長者になれますか?」
そう聞かれると、たいていの人は「それは無理」と答えるのではないでしょうか?
しかし、起業家のマイケル・ドゥビンさんは、これを実現してしまったのです。
今回は成功された事業家であるマイケルさんから学ぶ「簡潔に伝える重要性」についてお伝えしていきます。
45万円が、10億円を生み出した動画の力
マイケルさんは、新しく始めた事業がなかなかうまくいかずに悩んでいました。
その事業の内容が「カミソリを月1ドルでネット販売する」というもの。
パートナーのマーク・レビンさんと共に全財産を投じ、2年間この事業に挑みますが、成功には至らず。
資金調達にも困るほどに、経営状態は悪化していました。
そんな状況を打開したのが、彼らが配信した一つの動画でした。
この動画はマイケルさん自身が出演し、2分という短さで彼の会社「dollarshaveclub.com」の事業を説明をするというもの。
当時彼らはお金に余裕がなかたったため、知り合いにディレクターを頼み、台本はも自分たちで書き、
完成した動画はYoutubeで配信しました。
当時では珍しかったこのタイプの動画は、配信後たったの2日で数10億回再生され、チャンネル登録数は12万にものぼりました。
たった45万円で制作された動画は、220億回を上回るほどに再生され、一か月後には10億円の利益に貢献したのです。
伝えたいことは短時間で伝える
なぜ、マイケルさん達が作ったこの動画が、これほどまで支持されたのでしょうか?
その鍵を握っているのが、2分という短さです。
マイケルさん達の動画では、製品とサービスの良さについてや、料金や利便性を、ユーモアを交えながら楽しく伝えています。
それらの全てをしっかりと説明しようとすると、5〜10分ほどのボリュームになってしまいそうですが、マイケルさん達はあえて「2分」という短さにしたのです。
もしここで、動画の時間を10分にしてしまっていたら、これほどまでに再生されることはなかったでしょう。
人は少しでも「面倒」「大変そう」と思うとアクションを起こしにくくなるものです。
2分という短さであるからこそ「この程度ならみてみようかな」と、気楽にみてもらうことができたということですね。
そして、2分でその価値を理解し、サービスに申し込みをしてくださったわけです。
人の集中力はそこまで長く続きません。
それをあらかじめ認識しておき、
2分という時間に全てを詰め込んだからこそ成功した事例と言えます。
サービスの価値を届けるにはしっかりと丁寧に伝えることが大切。ではないということがこの事例からもわかりますね。
まとめ
ここから学べることは、「短い時間で伝えることの大切さ」です。
あなたが伝えたいことも、2分間でうまく伝えることはできますか?
全て伝えようとダラダラと長話をしてしまうと、相手は途中で飽きてしまうでしょう。
相手に価値を正しく伝えることは簡潔にわかりやすく伝える。
聞く側も時間をあなたの投資して話を聞いてくださっているわけですしね。
ただ、いきなり2分という短い時間で簡潔にわかりやすく伝えようとしても難しいと思います。
重要な場面で力を発揮できるように普段から、
伝えたいことを短く伝える練習をしておくといいかもしれませんね。
そして日常から練習をしておいて、
重要なビジネスの場面では、
「2分でいいので話を聞いてください」そう前置きをおくことで、相手に話を聞いてもらえる確率がグッとアップしますよ。
そして、その2分でマイケルさんのように人生が大きく変わるかもしれませんよ。