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行動できないを解決する7つの原動力とは?
行動するための原動力はどこにあるか知っていますか?
・なかなか思うように行動できない。
・今日やろうと思っていたことをやらずに結局ダラダラ過ごしてしまった。
そんな経験一度はあるのではないでしょうか?
今回は行動できないを解決する、原動力についてお伝えしていこうと思います。
行動ができないを解決する原動力のありか
私たちは、様々な種類の「原動力」を持っています。
神経科学者のジャック・パンスケップさんは、人間の原動力には7つの種類あると唱えています。
「動物の笑い」などの研究で有名なジャックさんは、ワシントン州立大学研究所で「感情の神経経路について」の研究を行っていました。
その結果、脳の活動には感情が大きく関わっていることが判明したのです。
人が持つ原動力、つまりトリガーとなる7つの感情がこちらです。
Care「思いやり」
Fear「恐れ」
Lust 「欲」
Panic「動揺」
Play「楽しみ」
Rage「怒り」
Seeking「探求」
この中でもっとも強い原動力となるのは、どの感情だと思いますか?
その答えは“探求”です。
新しいことを探し、発見した時。
私たちの脳内ではドーパミンが放出されます。
ジャックさんの実験では、マウスが何かを探索するたびに報酬を与えてみたところ、狂ったように見えるほどに、マウスが興奮状態になった、と言います。
哲学の教授であるエヴァン・トンプソンさんは、「哲学とは、この探求衝動に基いている」と説いています。
この場合、哲学とは「知識への愛」と言ってもいいでしょう。
エヴァンさんは、この原動力は芸術や科学的な分野に大いに役立つと言っています。
芸術では、常に新しい表現方法を模索するものです。
世の中は常に変化を続けているので、その変化に合わせて新しいものを創造する必要があります。
また、科学の観点で言えば、疑問を持つことや、物事を新しい視点で見る力が必要と言えます。
これは、芸術や科学だけに限られた話ではありません。
私たちは、常に探究し、新しい発見をするからこそ成長できるのです。
型にはまった方法に従うだけでは、うんざりしてしまいますよね。
決められたことを押し付けられ、従順に従うことばかり求められると、違う道を選びたくなる気持ちも起こるでしょう。
今日からできる行動力を上げる考え方
今、多くの人が「起業すること」を選んでいます。
その理由は、探究心と発見が、起業家精神の核だからです。
目標を達成することももちろん大切ですが、その過程にこそ私たちの「原動力」は潜んでいるのです。
「何かを知りたい」
「これってどう言う意味だろう?」
「他にもっといい方法がないかな?」
このように考えることこそが、あなたの行動を後押ししてくれるでしょう。
まとめ
今回は行動を起こすために必要な原動力のありかとそれを使いこなすための考え方について解説をさせて頂きました。
行動の原動力は自分自身の内面に潜んでいます。
それは、下記の7つです。
Care「思いやり」
Fear「恐れ」
Lust 「欲」
Panic「動揺」
Play「楽しみ」
Rage「怒り」
Seeking「探求」
この中でも最も力の強いものが「探求」です。
そして、その原動力を使いこなすためには、あらゆる物事に興味を持つことが大切です。
「もっと知りたい」
この感情を持つことこそが行動を促していくからです。
うまく行動ができないと悩んでいる方は、興味を持つことから始めてみてください。
ほんの些細なことに興味を持っていくことで、徐々にそれが習慣化され行動力に繋がっていくはずですよ。