この記事の目次
運を引き寄せる4つの条件とは?
あなたは「運」を信じますか?
成果をあげるために必要な要素には、さまざまなものがあります。
「実力」「人脈」「努力」
それらと匹敵するくらい「運」は重要な要素と言われているのです。
なぜ、運が大切なのか?
今回は人生を左右してしまう「運」のちからについてと、運を引き寄せる条件について解説していきます。
【急場を救う”偶然”のちから】
インドネシアでも有数の規模を誇る、eコマース(ネットショッピング)の企業「トコぺディア」
その共同創設者であるウイリアム・タヌウィジャヤさんは、「運」によって危機を救われたと語っています。
ウィリアムさんが会社の資金繰りに困り、新たな出資者を探していたときの話です。
ある日、ソフトバンクの孫正義から「会って話ができないか?」とのオファーが入りました。
孫さんが住む日本に行くには、発行に5日はかかるビザが必要。
しかし、電話を受けたとき、孫さんとの約束の日まですでに5日を切っていました。
普通ではビザの発行が間に合わず、話し合いはお流れになってしまうように思われますが、
ウィリアムさんは日本に渡り、孫さんとの話し合いを実現。
そして、ソフトバンクからの出資を受けることに成功し、彼の会社は倒産を免れたのです。
なぜ、発行のために5日かけないといけないビザを作れたのか。
その答えは「もうすでに持っていたから」です。
実は彼は、電話を受けるよりも前にある計画を立てていました。
その計画とは、当時付き合っていた彼女と一緒に日本に行き、そこで彼女にプロポーズをすると言うもの。
旅行の時期と孫さんと会う時期がたまたま同じだったため、彼はすでに取得していたビザを使い、孫さんとの話し合いを実現させたのです。
偶然が重なった結果、苦しい時期を乗り越えることができたウィリアムさん。
しかし、この偶然は本当に単なる偶然なのでしょうか?
【運を引き寄せる4つの条件】
私は、ウィリアムさんの話は「ラッキー」の一言では片付けられないと考えています。
彼は、運を引き寄せるための条件をしっかりと実行していたのです。
その4つ条件とは、以下の通りです。
・場所
・理解
・つながり、人間関係
・知識
必要なときに必要な「場所」にいること。
「明日から頑張る」のではなく、もうすでに今行動を始める必要があると「理解」すること。
自分をサポートし、手助けしてくれる「つながり」を大切にすること。
いざチャンスが巡ってきたときに「できないから」「知らないから」と断らないよう、普段からきちんと「知識」と身につけること。
運を引き寄せるためには、これらの要素が不可欠です。
運はじっとしていてもよくなりません。
自ら行動し、普段から備えているからこそ、巡ってきたチャンスを掴み取ることができるのです。