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起業したい人が成功するために身につけたい3つの力
「起業したいけど、失敗するのが怖い」
こんな声をよく聞きます
「人は失敗してこそ成長する」とは言うものの、できれば大きな失敗はしたくないですよね。
ここで言う失敗は「会社が倒産したり、大きな借金を負ってしまうレベル」の失敗だと思います。
失敗には種類があり、大きく分けると「時間がかからない失敗」と「時間がかかる失敗」があります。
この時間とは「回復までにかかる時間」を意味し、会社の倒産や大きな借金は「回復までに時間がかかる失敗」です。
このような失敗をいかに避けるかによって、起業のその後の明暗ははっきりと分かれるのです。
今回は、取り返しのつかない失敗を回避し、起業を成功させるための3つの準備をご紹介していきます。
起業するまでにやっておきたいこと
大きな失敗を避け起業を成功させるためにやっておくべきことは、以下の3つです。
・お金の感覚を磨く
・内面的な価値を磨く
・人脈を築く
それぞれ詳しくご説明していきます。
<お金の感覚を磨く>
ビジネスに必要な知識、人脈、経験…。
それよりもまず、気にして欲しいことがあります。
それが、お金の感覚を磨くことです。
ここが起業におけるスタート地点であり、最重要ポイントとも言えるでしょう。
基本的に、私たちはお金については、まともな教育を受けないまま育ってきています。
それにもかかわらず、社会人になると、いきなりお金を使う機会が増えますよね。
実は、これはとても危険なことなのです。
お金の知識もないまま、なんとなくカードローンを組んだり、無計画に買い物をしてしまう…。
「お金を使っても、またすぐに稼げる」と考えてしまい、入ってきた分だけお金を使ってしまう。
会社員だけでなく、起業家にもこのタイプがとても多いのです。
この計画性のなさは、後々致命的な欠点となります。
後になって「お金がない!」とならないように、起業の前から金銭的な感覚を磨いておきましょう。
・家計簿をつける
・クレジットカードの仕組みを知る
・消費、浪費、投資の違いを学ぶ
・ローンの金利を知る
・何に対して、どのくらい税金を払っているのか知る
最低限でも、この程度は知っておきましょう。
最初のうちに大切なのは「お金を増やす方法」ではなく「お金を守る方法を知ること」です。
お金がどこからきて、どこに流れるのか?
手元のお金を、いかに残すのか?
このあたりを考え、お金をコントロールすることが、起業における鉄則と言えるのです。
<内面的な価値を磨く>
次に意識したいのが「内面的な価値」です。
これは、目には見えないあなたの中の資産を意味します。
才能
知識
人格
人脈
情熱
目的
これらが内面的な価値です。
これは、当然と思っている方もいるかと思いますが、起業する前にもう一度真剣に考えてみてください。
あなたは何を持っていて、どう他人に貢献できるのか?
多くの企業が「理念」を持っているように「なぜその会社を興すのか?」と言う点はとても大切なポイントになります。
ここが曖昧だと、企業の指針がブレてしまい、結果として経営が長続きしなくなるのです。
<人脈を築く>
お金の感覚を磨き、内面的価値を磨いたら、あとは「人脈」です。
ここでやってしまいがちなミスが「最初から人脈に頼ろうとする」こと。
起業の直前直後は、人脈を使うのではなく、つながりを増やすことを意識しましょう。
ここではやみくもに人脈を増やすのではなく、以下の点に注意してみてください。
・その人は、あなたの好きなことを共有できる相手か
・その人とのつながりで、あなたの才能が役に立てられるか
・その人は、あなたが得たい知識を持っているか
この部分を無視すると「一緒にいると疲れる人」とばかりつながってしまいます。
人脈を増やすときにおすすめなのは「時間」を決めることです。
「週に何回、○時間はこの場所に行ってみる」
と言うようにルールを決めて、行動をしてみてください。
まとめ
今回は、起業するときに失敗しない方法をお伝えしました。
・お金の感覚を磨く
・内面的な価値を磨く
・人脈を築く
この3つの準備をしっかりと行い、これからの起業を成功に導いていきましょう。