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目標が達成できない人に共通する2つの問題点とは?
悩みと言うものは、少なからず誰もが持っているものです。
これまでも、何人もの方から様々な悩みを聞いてきました。
その中でも特に多かったのが「目標が達成できない」と言う悩み。
「やりたいことはあるけど、忙しくてなかなか行動に移せない」
「どうすればゴールを達成できるか分からない」
「色々試しているけど、いつもうまくいかない」
実はこれらの悩みにはある共通した原因があるのです。
今回は、共通点から見た「目標が達成できない状況」の解決方法についてお話ししていきます。
目標が達成できない人の問題点「不明瞭さ」
日々様々な人のアウトプットをお聞きする中で気づいたのは、多くの人が「不明瞭にしかイメージできていない」と言うことです。
悩みを持っている自覚はあるものの、よくよく聞いてみると悩みに対してぼんやりとしか考えられていない。
こんな方がたくさんいます。
「自分がなぜ、どのように悩んでいるのか?」
「その悩みについて、どんな感情を持っているのか?」これらはもちろんですが、
特に大切なのは
「どうすれば目標を達成できるのか?」
と言う”アクション”の部分です。
「収入が増えないのが悩み」
「職場の人間関係がうまくいかないのが悩み」
「仕事がうまくできないのが悩み」
このように「何に対して悩んでいるのか?」ははっきりわかっていても、 「どうすれば解決するのか?」や「解決のためにどう行動していけばいいのか?」がわかっていなければ意味がありません。
解決までの導線ががなければ、道筋が分からず行動もできない。
多くの方が、このようなカラクリにハマってしまっているのです。
ポイントは”具体的”
大前提として、問題を解決するためには
現状を把握して、アクションを起こすしか道はありません。
現状把握とアクションはワンセットになっているのですが、
この2つが繋がっていないといつまでも悩み続けて疲れてしまうでしょう。
また、中にはこんな方もいるかもしれません。
「悩みもわかっているし、解決方法はわかっている。でも問題が解決できない」
この場合の答えはシンプルで、それは「単にアクションを起こしていないから」です。
「行動はしているつもりなんだけど…」
こう考えた方は、その行動が中途半端だったり、抽象的すぎるのかもしれません。
例えば「収入を増やしたい」が目標だとしたら、
現状の悩み:収入が少なくて生活に余裕がない
アクション:副業をする。今の仕事をもっと頑張る
これくらいのアクションしか考えていない場合があります。
そうではなくて、もっと具体的に考えてみましょう。
例1)アクション:ライティングの副業を1日土日に〇〇時間して、月に○万円稼ぐ。
そのためには、クラウドソーシングサービスに登録して、少しずつでも実績を積んでいく。
目標が「仕事を変える」ならこんな感じです。
例2)アクション:○月までに転職をする。
そのためには、転職サイトに登録しつつ、自分でもどのような職種がいいのかを考えみる。
人はぼんやりしたイメージに対しては行動できないものです。
未来をより具体的にイメージすることで、ぐっと行動を起こしやすくなるでしょう。
目標が達成できないもう一つの理由
目標がはっきりとわかっているし、解決法も具体的に考えている。
でもなかなか解決できない。
その理由は
「全てを一人でやろうとしているから」です。
これくらいなら自分だけで頑張れる。
ついそう思って1人でやろうとすると、挫折しやすくなります。
また、これから頑張ることを誰かに宣言するだけでも効果はあります。
これは心理学の用語で「宣言効果」とも呼ばれており、
文字通り「誰かに目標を宣言することで、達成する可能性が上がる」と言うものです。
「○月までに転職しようと思っている」
「来年までに副業で〇〇万円を稼ぐようになる」
このように、周りに人に宣言していきましょう。
できれば「この人の信頼は裏切りたくない」と思う様な、尊敬する人や目上の人に言うと、より効果的ですよ。
まとめ
・目標に対して、現状をはっきりと理解する
・アクションについて、具体的な方法を考える「そのためには〜」と考えるのがおすすめ
・具体的な目標を周りに宣言する
この3つのポイントをしっかりと意識していきましょう。