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一般社団法人綜合ヒューマンスキル開発協会

カール・ルイス
元陸上競技選手。10のオリンピックメダルと10の世界選手権メダルを獲得した。
出生国:アメリカ
誕生日:1961年07月01日

カール・ルイス

誰かがやるはずだった。自分がその誰かになりたかった

アメリカ合衆国の男子元陸上競技選手のカール・ルイス。

「誰かがやるはずだった。自分がその誰かになりたかった」
この名言通り、陸上界のスーパースターとなった彼は
一体どのような人物なのかご紹介します。

またカール・ルイスの数多くの名言から
彼の人生観を紐解いていきます。

 

【王者カール・ルイスとはどんな人物?】

20世紀を代表するオリンピック選手カール・ルイスは、
アメリカ合衆国アラバマ州バーミングハム出身の
元陸上競技選手です。

100m、走幅跳、4×100mリレーの種目で
1979年から1996年に開催されたオリンピックに出場しました。

カール・ルイスはタッピング走法という走り方で、
オリンピックで10個ものメダルを獲得します。

そしてそのうち9つが金メダルという偉業を成し遂げ
「ミスター・オリンピック」と呼ばれるようになりました。

また世界選手権でもメダルを10個獲得しています。

そんな世界を沸かせた彼は
両親が元陸上競技選手であり、
兄はサッカーの元アメリカ代表選手、
妹は走幅跳びの選手という
エリートスポーツ一家で育ち
自身は陸上競技で才能を発揮します。

そして1983年の第1回世界陸上競技選手権大会で
初のメジャータイトルを獲得し、
スターとしての地位を確立させたのです。

才能に恵まれたカール・ルイスですが、
大会までの過程を大切にする努力家でもありました。

彼の名言からもそのことがとてもよくわかります。

また練習のみならす食事もヴィーガンになりストイックに
陸上に取り組んでいました。

36歳の時、現役を引退した彼は
俳優業や音楽活動、書籍の出版など多方面で活躍しています。

日本の音楽番組として有名な「ザ・ベストテン」に出演したこともありました。

また彼の語った言葉がいくつも名言として広まっています。

そして陸上にも携わっており
現在は母校の米国ヒューストン大学で
アシスタントコーチを務めています。

陸上で功績を残し現在も活躍しているカール・ルイス。

彼が輝き続ける理由はその人生観にあります。

続いて彼の名言から彼の人生観をみてきましょう。

愚かな人間は、ただ速いから100mに勝てると思っている。
完璧に至るまでの99%の努力が必要であることを、まったく理解していない

【名言から分かるカール・ルイスの人生観】

オリンピックで9個の金メダルをとったカール・ルイス。

陸上界のスターであるカール・ルイスの人生観を
彼の名言から知ることができます。

「愚かな人間は、ただ速いから100mに勝てると思っている。
完璧に至るまでの99%の努力が必要であることを、まったく理解していない」

「すべては過程だ。結果ではない」

結果ばかりでなく今までやってきた過程を大事にする彼の人生観。
日々積み重ねることに意味があり、
"結果はそれについてきたものだと考えています。
"

その過程で感じられることが人生を豊かにしていくのでしょう。

また過程を大事にできるという事は
努力を惜しまないということです。

これはどんなことをするにも必ず必要な力となってきます。

「いくら年月が過ぎても走ることが楽しいし、
速く走れるから、さらに速く走ろうと思う」

「楽しいと思う方法で毎日トレーニングせよ。
ベストを尽くせば誇りに思える。
自分にとってのオリンピックで
達成感という金メダルを勝ち取ろう」

そして彼は走ることを楽しんでいたのです。

いくら好きなことでもつらい時はきます。

それも含めてどう楽しもうと考えられる素敵な人生観なのでしょう。

「自分の地平を広げれば、無限の可能性が開かれる。
失敗したことのない人間は成功することもない。
たゆまざる挑戦が成功に繋がるからだ」

常にたゆまず挑戦をする姿勢を私たちも持ち続けたいですね。

カール・ルイスの名言からは
彼の人生観や人間性がにじみでています。

私たちも自分に置き換えて取り入れられることがありますね。

 

 

【まとめ】
・ミスター五輪と言われる元陸上競技選手カール・ルイス
・10個のオリンピックメダルを獲得し、うち9個が金メダルと言う偉業を成し遂げる
・世界選手権でメダルを10個獲得した
・引退後、俳優業や音楽活動、書籍の出版など多方面で活躍する

カール・ルイスは天才的な陸上の才能とたゆまぬ努力で
オリンピックの歴史に名を刻んだ陸上界のスターなのです。

楽しいと思う方法で毎日トレーニングせよ。
ベストを尽くせば誇りに思える。
自分にとってのオリンピックで『達成感』という金メダルを勝ち取ろう

1961年7月1日 アメリカ合衆国アラバマ州バーミングハムで誕生
1980年 走幅跳の選手としてモスクワオリンピックの代表に選ばれる
1983年 第1回世界陸上競技選手権大会・ヘルシンキ大会で
    100m、走幅跳、4×100mリレーの3種目を制覇。
    初のメジャータイトルを獲得
1984年 ロサンゼルスオリンピックに出場
   100m、200m、走幅跳、男子4×100メートルリレーの4種目で金メダル獲得
1987年 世界陸上競技選手権大会・ローマ大会では
     またも100m、走幅跳、4×100mリレーの3種目を制覇
1988年 ソウルオリンピックに出場
    100m、走幅跳で金メダル獲得
    200メートルで銀メダル獲得
1990年7月 ヴィーガンになる
1991年 世界陸上競技選手権大会・東京大会に出場
    100mで当時の世界記録となる9秒86をマークして優勝
    人類で初めて100mを9秒8台で走った
    走幅跳では8m87を跳び、公認記録での生涯ベストを記録
    4×100mリレーは世界新記録で優勝
1992年 バルセロナオリンピックに出場
    走幅跳と男子4×100mリレーで金メダルを獲得
1996年 アトランタオリンピックに出場
    走幅跳で金メダルを獲得
    オリンピック個人種目4連覇の偉業を達成する
1997年 競技を引退。俳優に転身する
2008年 ワールド・ハーモニー・ランに出場。自由の女神前で点火して第一走者として走る
2021年 母校の米国ヒューストン大学でアシスタントコーチを務める

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