一人一人が持っている才能を正しく理解し、
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一般社団法人綜合ヒューマンスキル開発協会

この記事の目次

「なかなか結果が出ない」成功を焦っているあなたへ

「いつになったら成功できるんだろう?」

いつまでも変わらない現実に、そう考えたことはありませんか?

自分よりも若い人が成功を納めていると、「自分も早く結果を出さないと」と焦ってしまうこともありますよね。

でもその焦りは禁物です。

焦りは視野を狭くしてしまい、せっかくうまく進んでいることもうまくいかなくなることもあるからです。

このまま時間だけが過ぎていくのではないか?

そんな不安を抱えた時にはぜひ「ももふく」のことを考えてみてください。

61歳で国民的人気食品を生み出した「ももふく」とは?

あなたは、安藤百福(あんどうももふく)さんを知っていますか?

もし知らないという方は「カップヌードル」と聞けばピンとくるかも知れませんね。

最近ですと、NHKの朝ドラにもなっていましたね。

スーパーやコンビニでは必ずと言っていいほど見かける「カップヌードル」を開発した人物が、安藤百福さんです。

彼もまた、成功を目指し企業したものの、なかなかに結果が出なかった一人なのです。

安藤さんが起業したのは、大学を卒業してすぐのことでした。

繊維商社を始めた安藤さんでしたが、太平洋戦争が開戦した後にある不幸に見舞われてしまいます。

国から支給された資材の横流しを指摘した結果、その罪をなすりつけられ投獄されてしまったのです。

拘留された安藤さんは、知人の助けにより45日後に釈放されますが、その影響により繊維商社は倒産。

戦時中から10年間、塩を売り歩く仕事を続けることとなります。

戦争が終わると、アメリカは日本の伝統食である麺ではなく、コストが安いパンの普及を始めます。

そんな中、安藤さんは「食生活が豊かになれば、必ずや世界に平和が訪れるに違いない」
と信じ、安く作れる麺の開発に取り組み始めました。

10年以上の模索のすえに誕生したカップヌードル

幾度の開発の末、安藤さんが48歳の時にインスタントヌードルは発明されました。

しかし安藤さんは完成品に満足することはなく、その後13年に渡り改良を重ねます。

それから13年後。
安藤さん61歳の時に、ついにカップヌードルが完成したのです。

現在カップヌードルは、世界中で毎年1000億個もの販売されています。

国内で調査を行ったところ、
「インスタントヌードルは20世紀における日本人の最も優れた発明である」と言われているそうです。

これらの功績により安藤さんは、92歳の時に旭日章を授与されました。

成功に早いも遅いも関係ない

成功は早ければ偉い、遅ければ偉くない。そういった基準は存在しません。

どちらも成功したのであれば、素晴らしいものであるからです。

そしてそれは何か新しいチャレンジをすることにも当てはまります。

「もう今から新しいチャレンジするなんて遅すぎる。」

そのように悲観する必要は全くないわけです。

それについては安藤さんもこのような言葉を残しています。

「人生で何かを始めるのに遅すぎることなどないのです」

安藤さんが残したこの言葉のように、人は幾つになっても結果を出すことはできるのです。

なかなか先が見えずに挫けそうになった時には、ぜひこの言葉を思い出してみてください。

焦らず成功まで一歩一歩進んでいけば
それが結果として成功というゴールにたどり着くはずですよ。

周りの声を気にせず
前に進んでいってみてください。

それが間違いなく成功への最短距離につながっているはずです。

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