
この記事の目次
起業する前に身につけたい3つの思考
経営者になりたい。
そうは思った際に、多くの人は、はじめにこのようなことを考えると
どのような仕事をするのか?
どの市場で勝負をするのか?
どれくらいの規模にするのか?
そもそもビジネスとして成り立ち、
ちゃんと売上が上げられるかどうかは当然重要です。
しかし、これらのことを考える前に、まず意識していただきたいことがあります。
それが「思考」です。
今回は、経営者として活躍していきたいと思っているあなたへ。
多くの経営者に共通している「思考」について、詳しくお話ししていきます。
起業家が持つ3つの成功の思考とは?
起業家は、次にご紹介する3つの思考を大切にしていると言われています。
一つずつご紹介していきます。
1、「顧客目線」
経営者はどこから給与をもらっていると思いますか?
その答えは「顧客」です。
自社の商品を買ってくれるお客さんという意味もありますが、経営者は自分の会社の社員のことも「顧客」として捉えているのです。
そして、成功している多くの経営者がその顧客の目線に立つことを大切にしています。
そのため、顧客(社員)に対して文句は言いませんし、不誠実な対応をすることもしません。
その理由は、顧客がずっと自分の顧客になってくれるとは限らないと理解しているからです。
私たち消費者がいつでも行きつけの店を変えられるように、顧客はいつでも離脱することもあるということです。
2、「オーナー目線」
2つ目が、オーナー目線です。
これは経営者としてなら当然持っているかと思います。
では、オーナー目線とはなにでしょうか?
それは、簡単に言うと「最後の最後まで責任を取ること」です。
会社の最高責任者である以上、しっかりと売り上げを上げて、社員を養わなくてはなりません。
また、投資家や株主が関わっている場合は、彼らへのリターンを与える必要もあります。
経営者と会社員の違いはこの「責任感の違い」もあり、経営者はあらゆるトラブルや決断に責任を持つ必要があるのです。
3、「いつでも真剣を使っている」
経営者たちは、木刀で勝負をしているわけではありません。
いつでも本物の真剣で勝負をしているのです。
誰かに雇われている会社員は、仕事で損害を作ってしまっても給料が減ることはありません。
言い方は悪いかもしれませんが、多少手を抜いてしまっても問題はないということです。
しかし経営者たちは、会社の存在がそのまま収入に影響してしまうため、いつでも真剣勝負を続けています。
まとめ
起業したい。と考える人は真っ先に、
どんな業種でやるのか?
資金はどうするか?
そういった点を気にしがちです。
しかしそれ以前に思考が最も重要になります。
経営者は会社員とは全く異なる視点で物事を見ていく必要があるからです。
また、これらの3つの目線は、経営者だけに限ったことではありません。
「別に経営者は目指していない」そう言った方も、経営者の目線を理解しておいて損はないでしょう。
これまでと違った視点で物事を捉えることができるようになるはずです。
例えば、経営者の視点を持って
あなたの勤める会社の社長の戦略や普段の働き方を見ていくと気づきもあるはずです。
・顧客目線に立つこと
・オーナー目線を持つこと
・いつでも真剣に戦うこと
この3つの視点を大切にしていきましょう。