ビジネスで売上を上げるために必要不可欠なもの。

それは、商品です。

しかし、多くの方が勘違いしてしまうのが、
自分の基準で商品を作ってしまうことです。

自分では素晴らしいサービスをだと思っていても
実際にはなかなか売上が上がらない。

そんなことがざらにあるのがビジネスの世界です。

だからこそあなたが本気でビジネスで成功したいと考えているのなら、
絶対に意識してほしい要素があります。

それが「売れるものを作り出すこと」です。

今回はビジネスの基本である「ヒットする商品の生み出しかた」についてご説明していきます。

商品は基本中の基本

「頑張っているのになかなか売れない」
「商品を作っても、一部の人にしかウケず売り上げが伸びない」

これらは、商品開発でよく聞く悩みのほんの一部です。

商品開発といえば、お店に並んでいる本格的なものを作るイメージがあるかもしれませんが、そうではありません。

例えば、あなたが何かサービスを提供したいと考えた時。

・セールスのアポ代行
・家事の代行
・仕事のノウハウの伝授

など、商品として現物がないものでも、お客さんい提供するものならそれはサービスに当たります。

こういったサービスを含む商品を作ったけど、いまいち売り上げが伸びない。

そんな時によくやる行動が、「宣伝やセールスをもっと頑張って、商品の良さを認知してもらうこと」だと思います。

しかしそもそもの商品が、顧客のニーズに沿っていなければ、いくら宣伝を頑張っても意味がありません。

６畳ワンルームに住んでいる人に対して、大きすぎるソファを売ろうとしても「邪魔だしなぁ」と思われるのと同じです。

極端な例ではありますが、世の中に出回っている商品の多くが、この「別に必要じゃない」状態になっているのです。

そこで大切なのが「売れる商品を作る」こと。

そのためには「お客さんが求めるものを作ること」を意識しましょう。

売れる商品の生み出すポイント

お客さんの求めるものを作る。
つまり、ニーズに答える商品を作るのは、ビジネスの基本中の基本です。

言葉にすれば簡単に見えますが、実際はなかなかうまくいかないものです。

そこで、売れる商品をつくるために意識したいポイントを3つご紹介していきます。

ポイント1：エゴを消す

ビジネスとは、どれだけエゴを消せるかで結果が変わります。

この場合のエゴには2種類あります。

一つ目は「自分の主観を消すこと」
二つ目は「自分のために商品を作らないこと」

「自分の主観を消す」については、「自分が売れると思うかどうかだけで判断しない」と言うことです。

商品開発に限らず、主観で判断してしまうとたいてい失敗します。

それを防ぐためには、視点を「自分」におくのではなく「ターゲット」に置くことが大切です。

自分が良いと思うものではなく、お客さんが求めているものは何か？を意識するようにしましょう。

二つ目の「自分のために商品をつくらいないこと」は、自分の欲を満たすことを目的にしない、と言うことです。

「売れる商品を作って、大金持ちになる！」
「人気商品の発案者として、周りにすごい人だと思われたい」

こう思う気持ちはわかります。
しかし、先ほども言いましたがビジネスに大切なのは「お客さんのニーズに応えること」なので、自分中心に考えてしまうと「お客さんが求めているもの」が理解できなくなります。

お客さんのため、社会のためになるものが、結果として売れる商品となるのです。

ポイント2：結果を謙虚に受け止める

「自分は人や社会のために行動しています！」

そう胸を張っていても、結果が出ていないのならば、そこにはおそらくエゴが入っていると思った方が良いでしょう。

もう一度言いますが「エゴを捨て、人と社会のためとなるものを生み出す」ことが、ビジネスの基本原理となります。

つまり、誰かのためになるものを作れば、商品は必然的に売れると言うことです。

ですから、もし商品が売れないならその現状を受け入れ「どこがお客さんや社会のニーズに合っていないのか？」を考えましょう。

自分の主観やエゴ、思い込みがどのように邪魔をしているか、振り返ってみてください。

ポイント3：よくあるミスを理解する

売れない商品を生み出す時に、やってしまいがちなミスがあります。

いくつかご紹介しておきましょう。

①お客さんの痛みを絞れてない

痛みとは「悩み」を意味します。

「お金がない」
「人間関係がうまくいっていない」
「仕事がうまくいかない」

人はたくさんの痛みを抱えていますが、その全てを一度に解決するのは難しいもの。

そこで、まずはたった一つでいいので「最大の悩みを叶える」ことに集中しましょう。

②大まかな痛みしか理解していない

相手が何かを求めていることは、多くの人が理解できると思います。

しかし、具体的な部分まで理解することが重要なのです。

例えば「収入を増やしたい」と希望している人がいるとします。

しかし「なぜ収入を増やしたいのか？」「収入を増やして何がしたいのか？」「なぜ増やせないのか？」までを理解していなければ意味がありません。

ポイントは、「表面的な悩みと、深い悩み」両方を理解することです。

痛みを深堀してこそ、本当の意味での理解につながるのです。

売れる商品を作るためには、ターゲットの「表面的な痛み」と「深い部分の痛み」の両方を理解し、その痛みを解消する方法を考える。
この部分がとても大切なのです。

その上で「自分が作りたいもの」ではなく「お客さんが欲しがっているもの」を作り出す意識を持ちましょう。

まとめ

今回お話ししたことはビジネスの基本中の基本です。

だからこそ、これからビジネスにチャレンジする際の商品づくりに参考にしたり、
今販売している商品の改善にも役立つはずです。

ぜひあなたのビジネスに役立てていってくださいね。