今回は人生を大きく変えるためのヒントについてお伝えしていこうと思います。

ほんの些細なきっかけから、大きく人生を変えていった人は数多く存在しています。

今回ご紹介するのは、誰もが知っているとある実業家の話です。

その話の中から人生を変えるヒントを見つけていってみましょう。

Facebook創業者が人生を変えた転機

「Facebook」と言うソーシャルメディアを知っていますか？

今や20億人以上が利用する、世界的なSNSとして知られるこのサービス。
その創設者として有名なのが、マーク・ザッカーバーグさんです。

今や世界中の人々が日常的に利用しているFacebookですが、
創設してまもない初期の段階では、様々な困難があったとマークさんは語っています。

当時、彼の作り上げたFacebookは思うような成果が上がらず、買収の危機に陥っていました。

人生の難局に立たされたマークさんは、アドバイスを得るためにAppleの創設者であるスティーブ・ジョブズさんに会いに行きます。

ジョブズさんは、マークさんにインドのとある寺院へいくことを勧めました。

この寺院は、ジョブズさんがAppleを創設した初期の頃に、会社のビジョンを見つめ直すために訪れた寺院でした。

アドバイスに従い、インドに赴いたマークさん。

ジョブズさんが滞在した、ウッタラカンド州ナイニータールにある「Kainchi Dham Ashram寺」など、インドの各地を1ヶ月ものあいだ旅します。

瞑想をする中でマークさんは、

「人々がどのようにつながっているかを見たり、もしみんなが強くつながりたいと願ったら、もっとすばらしい世界になるのではないか」

そう感じ、マークさんたちが今やっていることの重要性が、はっきりと分かるようになってきたと言います。

旅行から戻ったマークさんは、経営が傾いていたFacebookへの買収話を全て断り、

「世界と繋がる」という自分の使命を果たすことに専念しました。

その結果、Facebookは世界最大のSNSと成長していったのです。

大きく人生を変えるヒントとは？

今回のお話で重要となるのが、「アドバイスに対して、どのような行動をとるか」です。

マークさんは、ジョブズさんから得たアドバイスに対して、すぐに決断し、行動に移しました。

会社の経営が危ないのにも関わらず、一ヶ月間もの間他の国を旅するなんて、なかなか勇気がいることだと思います。

ここまで危機的な状況のなかでアドバイス受けたことをすぐに行動するなんてすごい勇気ですよね。

同じような状況ではなくとも、
多くの人が、アドバイスを受けても「今は忙しい」「余裕ができたら」と、行動を先延ばしにしてしまうのではないでしょうか？

それがどんなに有益なアドバイスであっても、現状を変えることは多大なエネルギーを消費します。

しかしそれを乗り越えるからこそ、現状は変わっていきます。

まとめ

もしあなたが現状に不満を抱えていて、何か変えたい。

ということであれば、

アドバイスを受けたら、すぐに行動する。

この考え方を意識してみてください。

またアドバイスをもらう相手も重要になります。

アドバイスをもらうとしたら、その分野においてあなたよりも先人である人にもらうのがいいでしょう。

マーク・ザッカーバーグさんにとってのジョブズのようにです。

あなたと同じ立ち位置の人からのアドバイスにはそこまで現状を変えるものはなかったりしますが、
経験・知識も上の人からのアドバイスにはあなたの視点では見えていなかったものも含まれているからです。

誰にアドバイスをもらうか。
そして、そのアドバイスをどのように生かすか。

たったそれだけのことで、その後の学びに大きく影響が及んでくるのです。

ぜひ意識してみてくださいね。