ラリー・ペイジ
少しクレイジーなくらいに、好奇心を追い求め、野心を持ち、夢をあきらめるな
ラリー・ペイジと言う人物を知っていますか?
あまり聞きなじみのない方でも「Google」と言えば、
ピンと来るのではないでしょうか?
1998年にセルゲイ・ブリンとともにGoogleを創設した人物こそが、
ラリー・ペイジです。
Googleを創業したラリー・ペイジがどのような人であり、
どのように歴史的な改革を成し遂げたのか。
その名言から読みとっていきましょう。
【ペイジの名言からみる「挑戦」の大切さ】
ラリー・ペイジは、6歳の頃からコンピューターいじりを始めていたと言われています。
このことから分かる通り、ペイジは幼い頃から好奇心旺盛であり、
さまざまな挑戦を繰り返してきました。
そのためか、ペイジに関する名言には「挑戦」に触れたものが多く見られます。
「大胆な挑戦の末での失敗ならば、問題ではない」
この名言は、シェリル・サンドバーグ(FacebookのCEO)が、
まだGoogleに在籍していた頃。
サンドバーグがあるプロジェクトで大失敗した時に、ペイジがかけた言葉です。
実際、彼が創設したGoogleは、さまざまなサービスを開発したものの、
結果が出ずに撤廃したものも少なくありません。
あまりに手広くチャレンジをするあまり、
マイクロソフト元CEOのスティーブ・バルマーに
「球だけはたくさん投げているが、壁に当たったのはたった1球じゃないか」と批判されたり、
スティーブ・ジョブズにも
「君らは手を広げ過ぎだ」と注意されてしまったと言われています。
しかし、ペイジは自身の信念を貫き、大胆に挑戦を続けました。
挑戦への貪欲な気持ちがあったからこそ、
ペイジは今の成功を手に入れられたのかもしれませんね。
失敗しても構わないが、失敗するなら早くしろ
【Googleの創設者ラリーペイジの名言たち】
ほかにも、ラリー・ペイジの信念がうかがえる名言をご紹介していきます。
1. 『「そんなバカなことはできない」と誰もが思うことならば、競争相手はいないも同然だ』
「世界中の情報を整理する」という目標を掲げているGoogle。
創業前に、開発した検索サービスを「ヤフー」や「エキサイト」に売却しようとしたものの、
評価が得られず実現しませんでした。
名言にあるように、ペイジは
「周りができないと言うのなら、却ってそれはチャンスなのだ」と判断し、
検索サービスを発展させていくことを選びました。
2. 『アイデアに価値はない。それを実行できてはじめて価値になる』
Googleマップや、 Googleブックスなど、
非常識だと思われていたアイデアを実現させてきたペイジ。
この考え方の原点は、幼い頃に読んだ、
天才発明家ニコラ・テスラの伝記からでした。
ニコラ・テスラは天才的な頭脳やアイデアを持っていながらも、
それらを実現できないまま、亡くなっています。
そこからラリー・ペイジは、
優れた頭脳やアイデアを持っているだけでは、価値がない。と考えるようになりました。
だからこそアイデアを実現し、挑戦し続けることにこだわったのでしょう。
この他にも、ラリー・ペイジはさまざまな名言を残しています。
気になる方は、ぜひ調べてみてくださいね。
【まとめ】
現在は、Googleの最高経営責任者を退いているラリー・ペイジ。
表舞台に立つ機会も少なくなった彼ですが、
“空飛ぶ自動車”を開発するベンチャー企業「キティ・ホーク」への投資など、
イノベーションを引き起こそうとする意欲は衰えていません。
今後も、ラリー・ペイジの動向は人々の注目を集めていくでしょう。
世界を変える方法を一言で言うと?
/「うずうずするくらいエキサイティングなことに、常に必死に取り組むこと」です
1973年 アメリカミシガン州で誕生
1995年 計算機工学の学士号を取得
1998年 Google社を共同設立。CEOとなる
2001年 GoogleのCEOをエリック・シュミットに譲る
2002年 Global Leader for Tomorrowに指名される
2003年 スペインのIE ビジネススクールから名誉MBAを授与される
2004年 全米技術アカデミーの会員に選出される
2005年 エックスプライズ財団の理事に就任
2011年 GoogleのCEOに復帰
2014年 TEDにスピーカーとして登壇
2015年 Googleの組織再編により親会社アルファベットを設立
2015年 Alphabet社のCEOに就任し、GoogleのCEOにサンダー・ピチャイが任命される
2019年 Alphabet社のCEOを辞任