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アガサ・クリスティ
発表された推理小説の多くは世界的なベストセラーとなり「ミステリーの女王」と呼ばれた推理作家。 著作は『エルキュール・ポアロ』シリーズなど。
出生国:イギリス
誕生日:1890年09月15日
命日:1976年01月12日

アガサ・クリスティ

人生で本当に重要な瞬間は、手遅れになるまでわからない。

ポアロなど66作の長編小説と156作もの中短編小説を残した
推理作家アガサ・クリスティ。

「ミステリーの女王」の波乱万丈の人生をみていきましょう。

またポアロだけでないアガサ・クリスティの
おすすめの作品をご紹介します。

ミステリー好きな方はぜひ彼女のおすすめの作品を読んでみて下さい。

 

【「ポアロ」で知られる作家、アガサ・クリスティとは?】

数々の名作を生み出したアガサ・クリスティ。

中でも名探偵エルキュール・ポアロを生み出した
「ポアロ」シリーズは
一度は読むことをおすすめしたい作品です。

その功績から
1971年、大英勲章第2位の勲章を受け、
作家として大成功をとげたアガサ・クリスティですが
その人生は波乱に満ちていました。

彼女は1890年イギリスのデボン州トーキーで誕生します。

3人姉弟の末っ子でしたが、上の兄弟はすでに家をでていたため
一人娘のように大切に育てられました。

しかし彼女は学校へ行くこともなく、友人もいない子供時代を過ごしたのです。

その原因は彼女の母親にありました。

独自の教育観を持った母親は、
正規の学校教育を受させず、自ら教育を施したのです。

そのためアガサ・クリスティは空想上の友人と遊んだり、
いくつもの本を読みふける内向的な女性へと成長しました。

母親の教育方針を知ると心配になってしまいますが、
彼女自身は自らが受けた教育について誇りを持っていたそうです。

その後19歳になったアガサ・クリスティは作家活動を始めます。

そんな彼女を待ち受けていたのは、
父の破産と病死、自身の結婚と離婚、そして第一次世界大戦でした。

波乱の中を掻いくぐり、
終戦後の1920年、30歳で『スタイルズ荘の怪事件』を出版し、
夢の作家デビューを果たします。

そんなアガサ・クリスティを一躍有名にしたのが、
ミステリーファンの間で大論争となった
1926年に出版の『アクロイド殺し』です。

人気推理作家となった彼女は私生活では再婚もし、
その後もポアロなどの名作を生涯書き続けました。

波乱万丈な人生を歩んだ彼女の作品には
おすすめしたいものがいくつもあります。

続けてワクワクしたい人におすすめなアガサ・クリスティの作品をご紹介します。

人生は決して後戻りできません。
進めるのは前だけです。
人生は一方通行なのですよ。

【わくわくしたい人におすすめしたい、アガサ・クリスティの作品たち】

さまざまなミステリーのジャンルがあるアガサ・クリスティの小説。

きっとお気に入りの一冊が見つかるでしょう。

本格ミステリー「ポアロ」シリーズ
アガサ・クリスティといえば「ポアロ」です。

ベルギーで警察官として働いていた主人公ポアロが退職後、
第一次世界大戦によるドイツ軍のベルギー侵攻から逃れるため
亡命したイギリスで、
"数々の難事件を解決する名探偵として活躍する物語です。
"

この作品で名探偵エルキュール・ポアロや
ヘイスティングズ大尉などの
個性ある人気キャラクターを生み出しました。 

「そして誰もいなくなった」
続いておすすめしたいのがミステリーの金字塔とも言われるこの作品。
孤島を舞台に暗い過去を持つ面識のない男女10名が集められて
起こるサスペンスです。

見立て殺人の代表的な作品とされ高く評価されています。

映画化や舞台化、テレビドラマ化されていて
アガサ・クリスティ自身も戯曲化しているので
そちらもあわせておすすめです。

「春にして君を離れ」
殺人も事件が起らなくてもアガサ・クリスティに手にかかれば
とても恐ろしいミステリーとなるのです。

ある日、自分の作り上げた完璧な家庭に疑問を持った主人公は
その疑問への答えを求め、過去を振り返っていきます。

殺人よりも恐ろしいのは孤独ということを
巧みな心理描写で書いています。

以上おすすめ作品でした。

他にもいくつもわくわくする作品を書いているので、
是非アガサ・クリスティのミステリーの世界に浸ってみてください。

 

【まとめ】
・ミステリーの女王と言われた推理作家アガサ・クリスティ
・多彩なジャンルのミステリー作品を書いた
・世界的なベストセラー作品を数々出版した
・1971年大英勲章第2位の勲章を授けられ「デイム・アガサ」となる
・英国推理作家のクラブであるディテクションクラブの第4代会長を務めた

波乱を乗り越えた推理作家アガサ・クリスティの生んだ名作は、
現代の私たちも魅了しているのです。

見た目通りの人はめずらしい。

1890年9月15日 イギリス南西部のデヴォンシャーで誕生
 母親の教育方針で正規の学校教育は受けず、母親から教育を受けて育つ
1901年 父が死去する
    詩や短編小説を投稿し始める
1909年 自身初の長編小説『砂漠の雪』を書く。作家イーデン・フィルポッツの指導を受ける
1914年 アーチボルド・クリスティ大尉と結婚
1919年 娘ロザリンド・ヒックス が誕生
    第一次世界大戦中に薬剤師の助手として勤務。毒薬の知識を得る
1920年 数々の出版社で不採用を受ける。
    ようやく『スタイルズ荘の怪事件』を出版できる。ミステリ作家としてデビューする
1926年 『アクロイド殺し』を出版
     大胆なトリックと意外な真犯人を巡って大論争が起き、一躍有名となる
     母が死去する
     謎の失踪事件を起こす
1928年 アーチボルドと離婚する
1930年9月11日 中東旅行で出会った14歳年下の考古学者のマックス・マローワンと再婚する
1943年 『カーテン』、『スリーピング・マーダー』を執筆する
     死後出版の契約を結ぶ
     マシュー・プリチャードが誕生
1952年 書き下ろしの戯曲『ねずみとり』の世界最長ロングラン公演始まる
1955年  MWA賞巨匠賞を受賞する
1956年  大英勲章第3位を叙勲する
1971年  大英勲章第2位を叙勲する
1973年 遺作『運命の裏木戸』を出版
1976年1月12日 高齢のため風邪をこじらせ死去する
        死後『スリーピング・マーダー』が出版される

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